日ごろから自分に自信を持つ

自分に自信がある人はどのくらいいらっしゃるでしょうか。
おそらくかなり少ないのではないかと思います。
自分に自信をもつなんて、うぬぼれているみたいでおかしいと感じる方もいらっしゃるでしょう。

もちろん、過度な自信を持つのはどうかと思いますが、自分にまったく自信がないというのは考えものです。
自分に自信がもてないと、転職時の面接においても不必要におどおどしてしまい、自分の本質を先方に伝えることができなくなってしまいます。
ある程度の自信というのは、自分が自分らしくあるためにとても大切です。

とはいえ、すぐに自分に自信が持てるようになるというのは難しいですよね。
できるだけ早めに、小さな小さな自信を持てるように行動を起こすことで、少しずつですが自分らしさを十分にアピールできる人間になれますので、ぜひ取り組んでみましょう。

自分に自信をつけて転職に臨みたかったTさんは、転職を考え出してから実際に転職活動を始めるまでの3ヶ月間、前々から気になっていた簿記の資格を取るために、スクールに通ったそうです。
今までは通信教育などにチャレンジしてもすぐに挫折してしまっていましたが、今回は無欠席の上に自宅での予習や復習もしっかりと行い、見事簿記検定2級を取得されました。

これがTさんにとって大きな自信につながり、転職活動じも堂々と面接に臨み、数社に応募して本命の会社から内定をいただくことができたそうです。
資格試験に合格したはもちろんですが、スクールに最後までしっかりと通うことができたというのも、大きな自信につながりました。
勉強も楽しくなってきたとのことで、今は簿記検定の1級試験の勉強中だそうです。

決して大きなことをしなければならないわけではありません。
例えば、1ヶ月間会社帰りは一駅手前の駅で降りて、歩いて自宅まで帰ってみる。
小さなことではありますが、仕事で疲れているのにウォーキングまでするのは楽なことではないですよね。
しっかり1ヶ月間続けられたら、ほんの少しでも、「自分はやり遂げることができる」という自信につながるのではないでしょうか。

ほかにも、週に1冊は本を読むとか、小さな努力を期間限定で続けてみます。
期間を設けないと途中で挫折しやすくなり、ますます自信喪失してしまうということになりかねませんので、無理のない期間を設定するのがポイントです。
努力をすることで精神的にも強くなり、転職活動以外にも生活が良い方向に向いていることを実感できると思います。

こだわりの応募書類づくり

転職活動のとき、面接時に応募書類を持参するという場合は別として、先に履歴書を郵送などで送る場合は、応募書類の作成にはくれぐれも留意する必要があります。

応募書類をチェックするときの考え方は、企業や採用担当によってかなり違いがあるようです。
例えば、人員の採用をするときは、面接をしてみないとその人となりはわからないので、学歴や職歴など、最低限の応募資格を満たしているか確認し、あとは面接重視で採用を決める、というパターンや、面接をする人数をできるだけ絞りたいので、応募書類でかなり細かく審査をする、というパターンです。

前者であれば、そこまで応募書類に気を配らなくても面接時にしっかりと自己アピールすることができれば大きな問題はないかと思いますが、後者の場合はしっかりと応募書類を作成しないと、書類選考で落とされてしまう可能性が高まります。
しかし、応募する側は採用者がどのタイプかということを知る由もないので、もしものときを考えて、応募書類には十分に気を配りたいもの。

大手企業の中途採用で内定をもらったKさんは、大手なだけに応募者が多数になるであろうことを想定して、かなりの下調べをして応募書類を作成したのだそうです。
リサーチについてはもちろんインターネットなどを利用するしかないので、必ずしも確実な情報であるかは自信がなかったそうですが、自分なりに調べ、信頼できる情報をチョイスして応募書類を作成したのだとか。

例えば、履歴書にはA4のものとB5のものがあります。
市販されているものはA4ですが、パソコンで自分で作成したものについてはB5でもOKとされていますが、Kさんはたくさんの応募書類を担当者が見る場合、紙が小さいと字も小さくなるので、見づらいからと不採用になってしまったら元も子もないということから、A4の履歴書を使用しました。

ほとんどの人がA4の履歴書を使用しているかと思いますが、Kさんのようにしっかりと考えてA4を採用している人というのは、やはり書類の作り方から違います。
職務経歴についても携わった仕事をまとめて書いてしまうのではなく、年月を分けて部署異動したことまで細かく記載しました。
そのため、同じ会社にいる中でもたくさんの業務を経験したことをアピールすることができ、面接時には経験が充実しているということからお褒めの言葉をいただいたそうです。

応募書類をつくるとき、いろいろ考えて悩んでしまうこともあるかと思いますが、ぜひ意欲的に作成してください。
採用担当者は、応募書類を意外としっかり見ているものです。

自分を知ってもらうための工夫

転職時の面接や履歴書の作成などにおいて、自己PRはもっとも重要な要素であるといっても過言ではありません。
自分はどのような人間か、自分を採用することで企業にとってどんなメリットがあるかということを、押し付けがましくならないように上手にアピールするにはテクニックが必要になります。

市販されている履歴書には記入例が書いてありますね。
学歴や職歴はもちろん、取得している資格や自己PRの場所にも記入例があります。
しかし、この通りに自己PRを記載していたら、企業にあなたの熱意はまず伝わらないでしょう。

自分の希望通りの転職に成功したIさんは、自分が一所懸命取り組み、成果を出した仕事でのエピソードを完結にまとめました。
何度も推敲しては書き直し、を繰り返し、より短い文章で内容が伝わることを心がけたのがポイントだそうです。
Iさんはこれまで営業職として働いており、転職先の企業も営業職。
そこで、社内のコンテストに参加するにあたり、仲間と協力し合いながら優勝できたということを、を自己PRとして履歴書に書いたのです。

面接では当然ながらこのエピソードについて尋ねられました。
口頭では多少長くなっても問題ありませんので、そこで詳細のエピソードを話し、見事採用を勝ち取りました。
このときに、自分の長所をさりげなく盛りこむとよいようです。

人には誰でも得意分野や特技といったものがあります。
自分で何が得意かわからないという人は、身近な友人やご家族に尋ねてみてもよいでしょう。
その長所が仕事に活かされているシーンというのは少なからずあるはずですので、それを思い出して自己PRに織り交ぜることができれば、印象は確実に高くなります。

また、会社というのは組織ですので、人間関係を円滑に進めることができるという点もアピールしておくとよいようです。
逆に、自己PRの中で協調性がないような面を出さないように注意することも大切。
自分が仕事をするにあたって意識しているよい点などをアピールするのもよいですね。
転職の面接では、長所や短所を聞かれることも多いので、よく自己分析してよりよいPRを考えてみてください。

どうしても見つからないというときは、現職に在職している間に意識してみるという手もあります。
自分は仕事をしているときにどんなことに注力しているかということを、働きながら確認するのです。
そのためにも、転職活動はゆとりをもってしっかりと準備できる期間を確保しておくことが大切なのですね。

応募先企業の情報分析を徹底

転職を成功させるためには、応募しようと思っている企業について、しっかりと下調べをすることがもっとも重要です。
そうでないと、せっかく転職しても自分が予想していた会社と違っていて、結局また転職することになってしまった、ということになりかねません。
転職を繰り返すことは、次の転職先に決してよい印象を与えませんので、転職先の企業は慎重に検討する必要があります。

給与面は信頼できる金額を提示しているか、運営状況や社風はどうかなど、チェックしたい項目はたくさんあります。
幸いにも今は口コミサイトが充実しているため、たくさんの企業の雰囲気を確認することが可能です。
サクラ的な口コミがあることも否定できませんが、中には会員制で、自分の個人情報をかなり細かく登録しないと口コミを見ることができないという信頼できるサイトもあるようですので、大いに活用してみましょう。

転職時の確認不足で失敗してしまったケースに、残業代があります。
最近はブラック企業と呼ばれている企業も多く、過酷な労働条件で働かなければならないところも少なくありません。
残業代がつかない企業もたくさんあります。

とある転職者のHさんは、信頼できる企業に転職できると考えて、とある転職エージェントに登録し、転職先を斡旋していただきました。
残業代はきちんと支給されるということを確認して転職したにも関わらず、実際に勤怠〆めのときに、残業代は一切申告しないように上司からの通達があったのです。

慌ててエージェントに確認したところ、雇用条件が変わっていたようだが、こちらでは一度入社契約を交わしてしまった場合は対応ができない、続けられないということであれば退職するしかないという無責任な回答が入っただけ。
結局すぐに転職するのはよくないと考えたHさんは、4年近くその企業で働くことになってしまいました。

今の時代は情報を取り寄せたり、より効率よい転職ができるサービスやシステムが充実している反面、信頼できない情報や企業が多く存在しています。
今回は致し方ないケースではあると思いますが、事前の情報収集を徹底することの大切さが十分伝わってくるエピソードです。

後悔のない転職ができるよう、より条件のよい企業に転職するためには、自分で事細かに先方の情報を調べてから行動に移されることをおすすめします。
こうした時代だからこそ、自分の体は自分しか守れないということを常に頭において転職活動に励みましょう。

在職中に転職活動

昔は、転職をしたいと考えたときは、先に現職を退職してから転職活動を始めるという方が多かったようですが、今は在職しながら転職活動を行うという人が増えています。

失業保険は、退職後に新しい仕事に就くまで経済面を支援するために定められているシステムですので、退職した後に転職を探すというのは正しい形なのですが、今は失業保険も十分に支給されないということもあってか、仕事と仕事の合間を作らないように転職活動する人が多いです。

会社によって就業規則というのはさまざまですが、基本的に退職を希望する人は、退職日の1ヶ月前までにその旨を申告することが義務付けられています。
そのため、例えば転職先を探して、内定をいただいたらその翌日にでも退職願を出せば、1か月後に退職することになります。
その1ヶ月の間、転職先も待っていてくれるところが増えましたので、在職先と転職先、どちらにも大きな迷惑をかけずに転職できるようになったというのも一因です。

ただし、有給消化をしたい場合は、30日の有給があって、1ヶ月前に退職願を出したら、すぐに有給消化に入らねばならず、引き継ぎができないということになってしまいますので、ギリギリで退職願を出した場合には、人によってはすべての有給を消化できないということもあります。
そちらについては、ご自身の状況によって判断しましょう。

在職しながら転職先を探すというのは、もしも転職先の面接で不採用になってしまった場合などに、失業状態になってしまうリスクを回避できるということが一番大きなメリットです。
もし不採用になっても、在職先で仕事を継続できるわけですから、無職になることはありません。
在職しながら転職先を探す人は、急いで探して面接を受けるという人は意外と少なくて、半年から1年前くらいから転職先の企業を探し始めるという方が多いようです。

方法としては、求人サイトを定期的にチェックしたり、スカウトシステムに登録して企業からのオファーを待つなど、転職先の探し方はたくさんあります。

転職を考えだすと、現職の仕事がおろそかになりがちですが、これはNG。
例え転職を検討していても、現職の仕事をこれまで通りにしっかりと行うのは基本中の基本ですので、これだけはしっかりと守るようにしてください。
余裕をもって転職活動を始めることで、自分に本当に向いている仕事に出会える確立が上がります。
ぜひ転職の準備は在職中に、早めに取り組まれることをおすすめします。

自分の強みを分析

転職をするにあたり、まずは自己分析を行ってみましょう。
自分の得意とするもの、強みは何か、自分にはどんな仕事が向いているのか、どんな性格か、弱点は何かなど、自分をより深く理解することで、どういった仕事が向いているかということがわかってきます。

こうした自己分析は、転職を検討するたびに行う必要があります。
例えば現職から別の業界に転職し、そこも合わなかった、もしくは仕事をする上で継続していくことが不可能な何かがあったかでさらなる転職を考えたときは、今回の転職の時に、自己分析をしっかりとできていなかったということが考えられるからです。

もちろん、しっかりと自己分析をして納得のできる転職をしたはずだ、という方もいらっしゃることと思います。
しかし、新しい仕事でまた新しい経験をし、学んでいますので、前回の転職のときとは自分の強みや弱点が変わってきているかもしれません。
あの弱点は克服したが、今度は別の弱点が生まれている、ということもあるかもしれませんので、転職を考えたときには、都度念入りに自己分析を行ってみましょう。

Gさんは、こうした自己分析をしっかりと行ったことで、納得のできる転職に成功しました。
短大を卒業後、金融関連の仕事に従事していましたが、自分にはもっと適した仕事があるかもしれないということから転職を決意。
その際には、自分というものをじっくりと見つめなおしたのだそうです。

金融の仕事においては、安定している印象があったことから、特に仕事内容などは考えないで就職してしまったというGさん。
仕事にやりがいを感じないわけではないけれど、もっとイキイキとした気持ちで仕事がしたいと選んだのは、広告業界でした。
とはいえ、美大を出ているわけでもなければ、広告制作に携わったことがあるわけでもないので、配属されたのは経理部。
金融時代の経験を活かし、かつ業界のいろいろな部分に触れることができるので、今はとても楽しく仕事をされているそうです。

Gさんが考えた自分の強みは、やはり数字に強いということ。
新卒で金融業界に入ったころは、経理の仕事がしたいと考えたわけではありませんでしたが、数字の仕事が苦手だという同僚に対し、特に苦に思うことなく仕事をしてきた、ということに改めて気づいたのです。
今後も現在の仕事を頑張りながら、経理のスキルをさらに磨いて行きたいと、仕事に対する意欲も湧いているとのこと。
これからもぜひ能力を伸ばして頑張っていただきたいですね。